抗酸化作用を持つ物質を多く含む食べ物とは

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皆さんは私たちの体が年々サビてしまっていることをご存知ですか?
体がさびることによって、免疫機能が低下したり、筋肉にたまった疲労が回復しづらい状態となり、ひどい場合だとガンや脳疾患などの病気の一因となってしまうこともあります。
こうした体の酸化を防いでくれるのが、抗酸化物質と呼ばれるものです。

抗酸化物質は、活性酸素を除去することで、体内の酸化を抑制することができます。本来でしたら体内でも抗酸化物質を作り出すはたらきをもっているのですが、20歳をピークにそのはたらきは年々弱まっていくことが研究により明らかになっています。活性酸素は年齢にかかわらず発生しますので、過酸化物質が不足した状態がつづくと、身体が酸化し、健康が蝕まれる場合もあります。
そのため近年では、健康を維持するために、抗酸化物質を多く含む食べ物を食べることで、体内の抗酸化力を高め、錆びにくい身体をつくろうという研究が多数なされています。そこで今回は、抗酸化物質を多く含む食べ物と、含まれている抗酸化物質の種類についてご紹介します。

【サケ、イクラ(アスタキサンチン)】

高い抗酸化作用を持っているカロチノイドとして注目を集めているのが、アスタキサンチンと呼ばれる抗酸化物質です。このアスタキサンチンを多く含む食品として、サケやイクラなどが挙げられます。アスタキサンチンは、脳や目まで達することのできる数少ない栄養素の一つですので、脳疾患や眼精疲労にも効果があると言われています。

【ブルーベリー、カシス(ルテイン)】

アスタキサンチンと同じくカロチノイド類であるルテインを多く含んでいる食べ物として、ブルーベリーやカシス、ケールなどが挙げられます。このルテインは特に、目の病気に効果が期待されており、白内障や緑内障、加齢黄斑変性にも効果が期待されている物質です。

【トマト、スイカ、グレープフルーツ(リコピン)】

ビタミンEの約100倍の抗酸化力を持つと言われるリコピン。そのリコピンを豊富に含んでいるのがトマトやスイカ、グレープフルーツなどといった食品です。リコピンについてはすでに多くの研究がなされており、血糖値を下げたり、動脈硬化の予防にも役立つと言われています。