酵素ジュース注目の裏側には抗酸化酵素あり

酵素ジュース
皆さんは酵素ジュースという名前を聞いたことはありますか?
これは健康ブーム及びダイエットブームの中で生まれた言葉で、主に野菜や果物の酵素を重点において作られるジュースのことをいいます。
早朝の胃が空っぽの状態で飲むことで、デトックス効果や便秘解消、美肌効果やダイエット効果が期待できると、巷で話題になった飲み物です。
一見素晴らしい飲み物のようにも感じますが、この効き目の真偽については様々です。

この酵素ジュースが注目され始めたそもそもの理由は、野菜や果物の持つ酵素が、私たちの体に良い効果を与えてくれるからといわれています。この酵素は、もちろん私たちの体の中にも存在します。中には、万病のもとと言われる活性酸素を除去し、体が酸化するのを予防してくれる酵素も存在しています。今回はそんな抗酸化作用を持つ酵素についてご紹介します。

抗酸化作用を持つ酵素とは?

私たちの体は日々、活性酸素と戦っています。活性酸素とは、体内で発生する酸化力の強い物質で、通常呼吸によって得られた酸素の約2%がこの活性酸素に変わると言われています。
活性酸素は、体内に侵入したウィルスや最近などを殺菌する効果を持っていますが、同時に強い酸化力から、体内の様々な部分を傷つけてしまうことも知られています。この活性酸素が過剰に発生すると、肌荒れや眼精疲労、ひどい場合にはガンや脳疾患につながるおそれが指摘されています。とはいえ本来は体に必要な物質でもありますので、体の中から完全に除去することもできません。
そこで体内には、活性酸素を除去するためのはたらきが備わっています。そのはたらきを持つのが抗酸化酵素です。代表的なものとして、SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)やペルオキシダーゼといったもんがあります。これらは体内で過剰に発生した活性酸素と結びつき、無害化することで体の酸化を防ぐ役割を果たしています。
ですがストレスや喫煙、不規則な生活などにより、抗酸化酵素だけでは除去しきれない量の活性酸素が発生することによって、体に様々な変調をきたすといわれています。
酵素ジュースが注目されているのは、体内の抗酸化酵素だけでは処理しきれない活性酸素を、体外から摂取しようという考えに基づいているからなのです。