抗酸化作用と活性酸素とは

kousanka
皆さんは「活性酸素」と「抗酸化作用」という2つの言葉をご存知ですか。 この言葉は両方とも、私たちの健康に深く関わる言葉であり、また、現代人の生活からは切っても切り離せない、とても重要な言葉でもあります。 この2つの言葉を正しく理解することが、生活習慣病やがん予防につながってくるのです。 ということで今回はこの「活性酸素」と「抗酸化作用」、2つが意味する言葉の意味と、各々が持つ重要な役割についてご紹介します。

まずご紹介するのは「活性酸素」です。”活性”という名前を見ると、一見体にいいもののように聞こえますよね。
たしかに活性酸素は本来、体を守るはたらきをしてくれている物質です。
私たちの体の中にウィルスや細菌が侵入した際には、白血球が活性酸素を発生させ、殺菌作用をもたらしてくれます。
ですが、ストレスや過度の運動、紫外線にさらされたり、喫煙していたりすると、この活性酸素が過度に発生し、逆に私たちの身体を内側から錆びさせてしまいます。
体内が酸化すると、シミやシワ、肌のたるみを引き起こす原因を作ったり、ひどい場合には生活習慣病やがん、脳疾患を引き起こしてしまいます。
ではこの「活性酸素」に対向するすべはないのでしょうか。
実はこの対抗手段というのが、先ほどご紹介した「抗酸化作用」なのです。

「抗酸化作用」とはその名の通り、酸化に抗う作用です。
つまり活性酸素から私たちの身体を守る役割を果たしてくれます。
通常私たちの身体は、酸化を防ぐために抗酸化酵素という物質を作り出し、自ら酸化を防ごうとする作用を持っています。
また、ビタミンEやBなどと言った抗酸化物質を食物から摂取することにより、抗酸化酵素だけでは防ぎきれなかった酸化を食い止めようとします。しかし、抗酸化酵素が体内で作り出されるピークは20歳頃と言われており、以降は年齢とともに生産量は減少していきます。つまり、年を負うごとに自ら身体のサビを落とそうとする力は衰えていくのです。

このまま体内の抗酸化力が減少してしまうと、大変なことになってしまいますよね。
ですが、ここで思い出してみましょう。私たちは体外から食べ物を通して抗酸化力を得ることができます。
加齢とともに抗酸化力が衰えてきたら、ビタミンBやE、アスタキサンチン、水素、ポリフェノールなどの抗酸化物質を多く摂取するように心がけましょう。サケやいくら、ブルーベリーや緑黄色野菜などが、比較的抗酸化物質を多く含む食べ物です。
普段の生活から抗酸化作用のある物質を多く含む食品を摂取し、健康的な体作りを心がけましょう。